十日町のゲストハウスで雪かきのお手伝い

前回に続いて「おてつたび」の紹介の2回目。今回訪れたのは十日町市船坂。小さな集落にある古民家ゲストハウス「やまねこ」さん。名前の通りゲストハウスには可愛い6匹の猫たちがオーナーご夫婦と共に1つ屋根の下、暮らしている。

古民家ゲストハウス「やまねこ」

今回はどんな理由で「おてつたび」を利用したのか。「やまねこ」オーナーの山本しのぶさんと、「おてつたび」で京都から十日町に旅をしにやってきた岸上克さんにお話を伺った。

小笠原:今回はどんなことをお手伝いして欲しくて依頼されたのですか?

山本さん:ここ新潟県の十日町市は豪雪地帯に指定されている地区で冬の間はほぼ毎日雪が降るんです。多い時には1日で1m以上も雪が積もり、除雪が日課です。そんな中、今週はピザパーティーを開催するので、雪で埋もれてしまったピザ窯の掘り出しと周辺の除雪をお願いしたくお手伝いを依頼しました。それに、若い人たちにこうした地方での暮らしを体験して欲しいという気持ちもありました。

「やまねこ」の山本しのぶさん

小笠原:岸上さんはなぜ、「おてつたび」で旅をしてみようと思ったのですか?

岸上さん:もともと旅が好きだったのが理由の1つです。でも旅行するのにはお金がかかりますし、自分で旅をしようとすると有名なところばかり調べてしまうんですよね。しかし、Webで「おてつたび」をみたときに、交通費と滞在費を出してもらいながら、しかも自分が知らないところにも行けて、地域の人と触れ合いもある。とてもお得なことばかりだなと思い利用を決めました。


京都から「おてつたび」で十日町市を訪れた岸上克さん

小笠原:なるほど、双方にとって嬉しいサービスという訳なんですね。それでは、実際にお手伝いの様子をみせていただいてもよろしいでしょうか?

と、いうことで家の裏手にあるピザ窯へと連れていってもらう。

まずは、ピザピールとよばれるピザを窯にいれるための棒が、後ろの雪に突っ掛からないように後ろの雪に穴を作るというお手伝いからスタート。10代の力ですいすいと穴が掘られていく。そしてあっという間に穴が完成!

そして次は、雪の壁を崩して人が集えるスペースを広げていく。ここで「小笠原さんもやってみますか?」とお声がけいただいたので、私も挑戦してみることに。

雪壁を崩していく

実際にやってみると、思ったように作業が進まず苦戦する私。雪の重さ、道具の使い方、雪の運び方、慣れない作業は見た目以上にハードだ。しかし少し慣れてくると、覚醒モードに突入!無心になって雪をかいて、運ぶ。疲れを感じるまで、夢中になって雪かきをしてしまった。

合計2時間弱のお手伝いでも、最後にはへとへとに。雪の中にいるとは思えないほど暑くなっていて、汗ばむほど。山本さんいわく除雪作業はハードなので、長くても1日2時間程度が限界だそう。

お手伝いのあとは「小笠原さんも手伝っていただいたのでランチをどうぞ。」と、山本さん。私まで「おてつたび」の体験をさせていただき、とてもあたたかい気持ちになった。

ランチを囲む