環境省、エコでソーシャルな取り組み、グッドライフアワード発表

環境省は2018年11月17日、青山TEPIAホールで「エコでソーシャル」な取り組みを表彰する「第6回グッドライフアワード」の結果を発表した。環境大臣賞として、最優秀賞1件、優秀賞3件、部門賞6件の合計10件を表彰した。

最優秀賞は、徳島県上勝町を中心に、「ゼロ・ウェイスト」を掲げてごみを生み出さない社会の実現を目指したゼロ・ウェイストアカデミーの取り組み。リユースの促進でリサイクル率81%を達成した。

優秀賞は、奈良県の「おてらおやつクラブ」により寺のお供えを困窮家庭におすそ分けする取り組み、新潟県の八米による耕作放棄地にミツバチを放す取り組み、長野県の相互八寿恵荘による有機栽培カモミール畑が広がる日本初のビオホテルの3件。

このほか、部門賞として6件が表彰された。部門賞の中で、移動を促進する取り組みとして注目されたのが、ともに企業部門で表彰された2件。

子供服販売のギンザのサエグサは、長野県栄村小滝集落の小滝米をワインボトルに入れてブランド米として販売しており「小さな集落の300年後を見据えたソーシャルグッドなお米事業」として表彰された。今後はわずか13世帯が暮らす美しい棚田に里山ツーリズムを導入し、都会の子供に自然の豊かさを体験させる活動に力を入れるという。

長野県栄村小滝の棚田

もう一つが、グラウクスと住友商事が実施する食品ロスを削減するフードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI.JP」。こちらは賞味期限が近いなどの商品を協賛社から仕入れて安く販売し、さらに売り上げの一部を社会活動団体に寄付するというもの。今後は、住友商事の関連会社である種子島の製糖工場に出荷するさとうきびの収穫体験を学生向けに提供するなど、産地とのコラボレーションも実施予定だ。

ギンザのサエグサが販売するワインボトルに入った小滝米